
金久右衛門といえば大阪ブラックで有名だそうだが、私が頼んだのは金醤油ラーメン、になんかチャーシューがふんだんに入ったコクのありそうなもの。
サイドメニューには、そのときの気分で食べたかった餃子をチョイス。
店員のアルバイトっぽい美人なお姉さんにさっそく注文するも、……ん?お姉さん、ひょっとして日本の人じゃない?
餃子の単品がいくらなのか、何個入りなのかの私の問いにスッと答えてくれなかった。

少々待ち時間があってラーメン登場。
私はラーメン屋で少し待たされることになんだか有りがたみを感じる。
嘘でも「丁寧に作った感」を感じることができるのだ。
スープを味わう。
うん、思ったとおり、濃い味でコクがあって美味い。
しかしそれでいてしつこくない。 飲んだ後の胃袋にもマッチしそうな味だ。
トロトロになったチャーシューもまたなかなか。
突然思い立って入ってみたが、選んで良かったと思う。
さて、頼んでおいたはずの餃子がこないなー・・・と思ったら、きた。

唐揚げ。
からあげ?
いや頼んでないし!
マスターっぽい店員さんが前にいたので、自分が頼んだのは餃子だと訴えると、すぐに作り直すので待ってくださいとの返事。
注文を聞いたお姉さんは少し申し訳なさそうだ。
く、さっきのやり取りがこういう結果になったか。
……そういえばこの人、私が
「餃子1つね」
といったのに、
「ハイ、唐揚げ3つですね」
と堂々と間違ったオウム返しをしたようなしていないような。
もししていたとすると、私にも確認ミスとしての非がないわけではない。
うーん、まあ、いいか。
「いいですよ、餃子はキャンセルして、唐揚げを頂くよ」
するとマスター、
「何をおっしゃいます。すぐにお作りします!」
「あ、唐揚げは良かったら食べちゃってください!」
注文もしていないものをタダで頂くわけにはいかない。
ましてそのときは唐揚げの気分ではなかった。
でもこれ、ウマそうだな。
そのとき、奥のほうで別のお客さんが唐揚げを注文するのが聞こえた。そして、
店員「唐揚げラストでーす!」
な、頼んでもいない唐揚げにいきなり貴重価値ができてしまった。
ここまで来て食べないのは逆に失礼というもの。
遠慮なく、頂きます。
美味い・・・!
柔らかな身に微かに香るにんにく味。
ペロリと無料の唐揚げを頂きました。
店員「お待たせしましたッ」
…若干腹がふくれたときに餃子登場。
でもまあ、餃子食べたかったので気分よく口に運ぶ。
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餃子はもひとつでした。
しかしまあ、総合的には満足。
味はもちろん店員さんも良い感じ。
お言葉に甘えて貴重な唐揚げを平らげてしまった申し訳なさから、「おつりはいらないよ」と950円のお会計に1000円出して帰った小心者の私。
※唐揚げは本当は3個入り。

